私たちは頑固者だと呼ばれています。それは信念を曲げず、信じる味のために手間ひまを惜しまないからだと自負しています。でも、それが「横濱家のあたりまえ」なんです。
米国食肉最大手のタイソン社から旨味の濃い部位のみを買い取り、現地で独自の特許製法によって生肉のような鮮度を保ったまま各店舗に配送されます。それをふんだんに使い、職人の手間と技によってオリジナルのスープへと姿を変えるのです。
柔らかく、しっとりとしたチャーシューの秘密は作りたてというだけではありません。添加剤に頼らず、歩留まりを無視して豚肉本来の旨味を凝縮させているから。職人が肉にあわせて火加減やタレへの漬け込み時間を調整しているのは言うまでもありません。
赤ちゃんの頬のような柔らかさと滑らかな舌触りの秘密は、産地直送、産みたての卵を徹底した品質管理の下、ゆで時間や火加減、そして味付けまで職人の手によって仕上げられているから。保存料などは一切使用していません。
食材によっては、まとめて作る方がおいしく提供できるものもあります。横濱家ではポリシーを持って店舗ごとの仕込みとセントラルキッチンを使い分けています。
ラーメンの名脇役のメンマはタケノコを発酵させたもの。その繊維の一本一本に味をしみこませるには、ていねいな炒めと和えが欠かせません。横濱家では本場中国から取り寄せた最高級の材料を熟練した職人が一から仕込んでいます。
「えっ、ここラーメン屋さんなの?」そんなお客様の声をよく耳にします。最高のラーメンを最高の環境でという私たちの気持ちを形にしました。
快適に召し上がっていただくための「おもてなし」だと横濱家は考えているからです。清潔で居心地がよいのは「あたりまえ」カウンターでは席の間隔を広めにとり、ゆったりとお食事を楽しめるようにしました。ボックスシートはお子様連れやカップル、グループのお客様にくつろいでいただくため通路についたてを設けている店舗を多くしました。小さなパーティーができそうなテーブルがある店舗、隠れ家のようなボックスシートがある店舗、横濱家の内装はさまざまです。味比べとおなじように、お店の個性を楽しんでいただけるとうれしいです。
※アリオ橋本店のみ共用オープン席となっております。